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本記事ではSAT経験者である筆者が、SATとはどのような試験で、どのように対策するべきなのかを徹底解説します。
また、SATを対策して志望大学に合格した体験談もご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください!
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SATとは、アメリカのCollege Boardという教育機関が運営している大学受験のための統一試験です。SATはTOEFLや英検と異なり、英語力だけでなく学力全般を測る試験であるという点が特徴です。したがって、高い英語力はもちろん、読解力や該当科目への深い理解も求められます。アメリカの試験ですが、日本をはじめとする世界各国で受験することができます。
全体 | reading&writing | math | |
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問題数 | 98問 | 54問 | 44問 |
試験時間 | 134分 | 64分 | 70分 |
配点 | 1600点満点 | 800点 | 800点 |
上記の表の通り、SATはreading&writingとMathの2つのセクションに分かれており、配点はいずれも800点の合計1600満点です。
当日の試験は完全オンラインで行われます。そのため、出題範囲を把握するだけでなく、オンライン試験の形式に慣れることも重要です。
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SATで高得点を取るためには、まず試験の構成や出題傾向をしっかり理解することが重要です。
このステップはSATに限らず試験全般にあてはまりますが、SATに関してはReading & WritingとMathの2セクションに分かれており、それぞれに求められるスキルが異なります。
まだSATまで時間がある/対策を始めたばかりという方でも、まずは公式サイトの情報や模擬試験を活用して実際の問題を見てみると、どのような対策が必要か具体的にイメージしやすくなるのでおすすめです。
目標スコアを設定することで、効率的な学習計画を立てることができます。
志望大学の合格者の平均スコアを参考に、自分が目指すべき点数を明確にしましょう。
例えば、Mathで高得点を狙うのか、それともReading & Writingの強化が必要なのかによって、学習の優先順位が変わってきます。無理のないスケジュールを組み、計画的に学習を進めることが大切です。
効率よくスコアを伸ばすためには、自分の得意分野と苦手分野を正確に把握することが不可欠です。
模擬試験を解いてみて、どの分野でミスが多いのかを分析し、重点的に対策を行いましょう。
例えば、Mathで関数の問題に苦手意識があるなら、その分野の基礎を復習し、練習問題を多く解くと効果的です。Reading & Writingでは、よく出る文法ルールや論理展開のパターンを理解することがスコアアップにつながりやすいです。
実際の試験形式に慣れるためには、模擬試験を定期的に受けることが重要です。
特にDigital SATはオンライン形式なので、パソコンで解答することに慣れておく必要があります。試験時間を計りながら模擬試験を解くことで、時間配分の感覚を養うことができます。また、模擬試験後には必ず復習を行い、間違えた問題の原因を分析することで、次回のスコア向上につなげましょう。
SATはアメリカの大学進学を踏まえた学力試験であるため、レベルが高いうえに出題範囲が広く、独学だけでは限界を感じる方も少なくないでしょう。その場合は、経験豊富な講師やオンライン学習サービスを活用するのも有効な手段です。
独学でもKhan Academyや参考書を利用すると、体系的な学習が可能になります。一方で、モチベーションの維持や、客観的な自分の得意・不得意の把握といった面も、全て自分カバーでする必要があります。その点、家庭教師や塾を活用すれば、経験者やプロから指導を受けることで、効率よく学習を進めることができます。
SATは重要なテストではありますが、学校選び、英語試験、志望理由書、小論文、面接など、受験生として注力しなくてはいけないことは他にも数多くあります。だからこそ、全部自分で抱え込まずに、適切なサポートを取り入れながら対策を進めることが重要です。
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筆者プロフィール
滞在国/校種:アメリカ/現地校
志望大学:都内私立大学 国際系学部(帰国枠)
SATを受けた時期:G10 12月
対策方法:Khan Academy, アメリカ現地校での授業
取得スコア:1360 (Math 700 English 660)
私はG5〜G11までアメリカの現地校に通っていました。そのため、基本的なアプローチとしてSATに特化した対策をがっつりとしたというよりも、まずは①普段の授業の内容を確実に抑えること、あとは②Khan Academyで練習問題や模擬テストを解くことで形式に慣れることの主に2点に注力しました。
私は帰国子女枠を使った日本の大学進学志望だったので、最低でも1300点は取得することを目標にしていました。結果、1回の受験で無事目標スコアを達成することができました。実際に対策&受験を体験してみて、感じたことやちょっとしたアドバイスを共有できればと思います。あくまでも個人の経験談ベースですが、参考になれば嬉しいです!
テストまで時間がある時や、反対に本番が迫っていて気持ちに余裕がない際は特に、「なんとなく過去問を解く」や「なんとなく公式を覚える」など、「なんとなく」対策を進めてしまいがちだと思います。しかし、有限な時間やエネルギーを効率的に使うには、まず目標を明確にした上でそこに辿り着くまでの道筋を考えることが必要です。
例えばみなさんであれば、「Mathで高得点を目指す」というのが目標になりますが、Mathの中でも特定の単元が苦手な場合と、全体的に正答率が一定レベルを越えられない場合では、最短ルートの道筋が大幅に異なります。そのため、行う1つ1つの対策の理由や目的を自分の中で明確にした上で、戦略的に対策を進めることが点数UPへの近道です。
どんなテストでも、「テスト」というだけで誰しも少なからず緊張するものだと思います。私はSATを通っている高校とは別の高校に受けに行ったため、知らない建物で知らない人々に囲まれ、とても心細かったのを覚えています。そんな中でも冷静さを保って自分の力を発揮できたのは、「やれることはやったから大丈夫」という自信があったからだと思います。
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一番基本的な参考書がこのCollege Boardが出している公式ガイドになります。実際にSATを運営している団体が出しているため、信頼性が高く、まず最初に手に取るべき参考書です。4回分の模擬試験が付属しています。
こちらはCollege Boardの公式参考書よりもやや難易度が高めの参考書です。参考書内に2回分とオンラインで3回分の模擬試験がついています。それだけでなく、試験範囲や重要問題のビデオ解説、フラッシュカード、デジタル計算機の使い方ガイド、大学入試ガイド、期間ごとの学習プランなど、付属のオンラインツールが充実しているのもポイントです。
Princeton Reviewの参考書同様、College Boardの公式参考書よりもやや難易度が高めの参考書です。参考書内に4回分の模擬試験がついています。こちらにはオンラインの模擬試験はついていないものの、300問以上のオンラインドリルや、学習の進捗や計画をデジタルに管理できる機能がついています。
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筆者プロフィール
滞在国/校種:アメリカ/現地校
志望大学:都内私立大学 国際系学部(帰国枠)
SATを受けた時期:G10 12月
対策方法:Khan Academy, アメリカ現地校での授業
取得スコア:1360 (Math 700 English 660)
私はG5〜G11までアメリカの現地校に通っていました。そのため、基本的なアプローチとしてSATに特化した対策をがっつりとしたというよりも、まずは①普段の授業の内容を確実に抑えること、あとは②Khan Academyで練習問題や模擬テストを解くことで形式に慣れることの主に2点に注力しました。
私は帰国子女枠を使った日本の大学進学志望だったので、最低でも1300点は取得することを目標にしていました。結果、1回の受験で無事目標スコアを達成することができました。実際に対策&受験を体験してみて、感じたことやちょっとしたアドバイスを共有できればと思います。あくまでも個人の経験談ベースですが、参考になれば嬉しいです!
テストまで時間がある時や、反対に本番が迫っていて気持ちに余裕がない際は特に、「なんとなく過去問を解く」や「なんとなく公式を覚える」など、「なんとなく」対策を進めてしまいがちだと思います。しかし、有限な時間やエネルギーを効率的に使うには、まず目標を明確にした上でそこに辿り着くまでの道筋を考えることが必要です。
例えば、「Mathで高得点を目指す」というのが目標だとしたら、Mathの中でも特定の単元が苦手な場合と、全体的に正答率が一定レベルを越えられない場合では、最短ルートの道筋が大幅に異なります。そのため、行う1つ1つの対策の理由や目的を自分の中で明確にした上で、戦略的に対策を進めることが点数UPへの近道です。
どんなテストでも、「テスト」というだけで誰しも少なからず緊張するものだと思います。私はSATを通っている高校とは別の高校に受けに行ったため、知らない建物で知らない人々に囲まれ、とても心細かったのを覚えています。そんな中でも冷静さを保って自分の力を発揮できたのは、「やれることはやったから大丈夫」という自信があったからだと思います。
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EDUBALは、国内外の難関大学に通う帰国子女の大学生教師と、家庭教師を探している帰国子女の生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。SATで高得点を取得した教師も多数在籍しております。また、オンラインビデオ通話を通じた指導ですので、世界中どこでも、いつでもご自宅で受講が可能です。「帰国大学受験や海外大学進学に向けてSAT対策をしたい!」「SAT対策とあわせてTOEFL対策もしたい!」といった様々なニーズに対応しております。
EDUBALではSAT対策として2つのコースをご用意しております。
1.SAT対策コース実際にSATを取得した教師が自身の経験に基づいて、生徒様一人一人に合った指導を行います。SAT Reasoning TestからSubject Testまで幅広いニーズに対応しております。「自分の持っているテキストを使用したい」「Math以外の科目の対策をしたい」「受験日まで時間に余裕がある」という方におすすめです。
2.SAT Math短期集中コースオリジナルテキストを用いて、SAT Reasoning TestのMathに特化した指導を行います。「初めてSATを受験する」「Mathで600~700点を目指している」「3ヶ月以内に点数を上げたい」「Mathに特化した勉強をしたい」という方におすすめです。
生徒様にあったコースをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
【SAT mathで600~700点を目指す方へ!】
EDUBALのSAT math短期集中コースは、オリジナルテキストを用いて豊富な演習量を確保。チェックテストで理解度を確認しながら進められます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
英語日本語共にネイティブである上、授業がとても分かりやすいです。英語、数学共に宿題などの急な質問にもすぐに対応していただき、その上説明もとても分かりやすいため、大変助かっております。
やるべきことを明確にしながら大変わかりやすい指導をしていただき、大変感謝しております。
わかりやすく丁寧に娘に対応していただきました。急な日程変更にも丁寧に対応していただき大変助かりました。
指導力がずば抜けている事は勿論ですが、いつも冷静に接してくださる所が素晴らしいと思っています。先生のおかげで息子が数学に対して高い目標設定をかかげ、自分にも出来るかも知れないという自信を持つことができるようになりました。
ご自分の体験をベースにした上で、生徒のレベルに合わせた対策を立てて対応してくれました。子供がなかなかうまくいかないときも、モチベーションを維持しながら淡々と授業を進め、しっかりと成果を出してくれました。目標には残念ながら届きませんでしたがそれに近い点数を取ることができたのは先生のお陰です。