EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。
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電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)
氏名: | Y.N.さん |
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性別: | 男性 |
受講コース: | 帰国子女受験コース |
合格校: | 上智大学(SPSF)、APU、宇都宮大学 |
海外滞在国: | アメリカ、ボツワナ |
高校卒業後すぐに大学入学することを目指して準備をしました。
僕はボツワナのインターナショナルスクールでIBDPカリキュラムを学んでいました。南半球の学校なので、11月にIBの最終試験があり卒業するというスケジュールでした。実は、IBDPを始める段階で学年を下げていたこともあり、11月に卒業してから次の年に大学に入学したいと考えていたので、最終試験を受けてからでも受験ができる、書類選考中心の大学を選びました。
高校でIBDPのカリキュラムを学ぶことになったのですが、通っていたインターナショナルスクールにそこまで経験のある先生が多くなかったこともあり、分からないことが多く困っていました。EDUBALはIBに関する情報が多く載っていたので、その時からサイトを見ていました。IBのサポートを受けることも検討していましたが、コロナの影響で試験が行われるのかが分からなかったため、結局帰国大学受験のタイミングでサポートを受けることにしました。
帰国大学受験に向けて、1年前から準備を進めていました。
上智大学SPSFは書類選考のみでしたが、APUと宇都宮大学では書類選考と面接がありました。面接では、志望理由書や書類選考時に必要なエッセイをもとにした質問が多かったです。例えば、宇都宮大学ではエッセイのテーマが「多文化共生とは何か」というテーマで、それについて面接のときにも質問がありました。
面接では高校時代を過ごしたボツワナの魅力や、アフリカに関する質問も聞かれました。アメリカで過ごしていた時期もあるのですが、宇都宮大学では日本・アメリカ・ボツワナのそれぞれの教育制度の違いについても聞かれました。
コロナの影響があったことで、前例のない不透明な状況での準備となりました。11月にIBの最終試験があったので、出願までの時間が短く、大変でした。ボツワナはインターネット環境も良いとは言えないので、本当に出願書類が届いているのかどうか、不安でした。
妹が帰国高校受験をしたときにも、出願書類をそろえるのが大変そうだったという経験があったので、受験の1年前からインターナショナルスクールの先生に必要となる書類について相談し、確実に期日までに書類が揃うように準備をしていました。
IBDPの最終試験が終わったらすぐに、大学出願に必要な志望理由書やエッセイの準備をしました。IBでエッセイを書くことに慣れていたのはプラスに働いたと思います。志望理由書やエッセイの中では、自分が高校時代を過ごしたボツワナのことについて盛り込むように意識しました。上智大学SPSFはSDGsをテーマにした学部なので、ボツワナに関連するSDGsの課題を調べて、内容に盛り込みました。具体的には、ボツワナの統計資料を見ていた時に気づいた、「そもそも政策決定に必要なデータが取れていない」という点に注目し、単純に物資やお金を援助するだけの支援ではなく、データをとるための「人」の支援も必要だというようなことを書きました。
EDUBALでは、同時並行で3人の先生に指導していただきました。それぞれの先生が違った方法で指導してくれたので、自分にとっては多様な見方や考え方が得られて、良かったと思います。1人の先生は、自己紹介や定番の質問について、事前にしっかりと準備しておいて丸暗記に近い形で話せるようにするという方針で教えてくれました。別の先生は、想定外の質問が来たときに、「答え」を導こうとするのではなく、その場で自分の考えを話せるようにするという方針で教えてくれました。
自分と同じIBやSATの経験がある先生に教えてもらって、安心感がありました
僕はIBカリキュラムで高校を卒業しましたが、同じ経験を持つ先生に教えてもらうというのはとても安心感がありました。IBの苦労も分かってくれて、その経験をどう大学受験に活かしていくかを自分の経験で知っていらっしゃるので、頼りになりました。
帰国大学受験の面接では、どうしても「正しいこと」や「より良い回答」をしないといけないというプレッシャーがあります。しかし、自分が受けてみて思ったのは帰国大学受験は「自分らしさ」をアピールする入試だということです。あまり緊張せずに、自分らしい回答をすることを意識して欲しいと思います。