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氏名: | 匿名 |
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性別: | 女性 |
受講コース: | IBコース |
合格校: | 都立国際高校、ICU、関東国際高校 |
海外滞在国: | シンガポール |
海外の大学に行きたいと思っていたところ、父親からIBはどうかと提案されたのがきっかけでした。シンガポールのIB校を始めは探していたのですが、日本にもIB校があることを知り、都立国際高校を受験することを決めました。
試験は英語、数学と小論文の3つを行いました。英語は問題が英検と似ており、時間内に問題を解き終えて、どれだけ見直す時間が持てるかが勝負だと感じました。数学は円柱と水の体積の問題ですごく難しかったです。
面接官は2人いて、片方が質問をし、もう片方はタイムキーパーを行っていました。面接の前半では、都立国際IBコースへの志望動機、中学生時代に頑張ったこと、将来の目標、そしてその目標を達成するために、高校で何を学びたいのかを聞かれました。質問からは批判的思考力を試されているように感じました。
後半部分ではAB問題が出されました。Aは、「合理的とは何か?」、Bは、「科学において理論と実践の違いは何か」という質問でした。私はBを選び、理論は抽象的、実践は客観的と答えました。
より詳しく都立国際IBコースの試験内容と対策を知りたい方はこちらのページをご覧下さい。
都立国際IB(国際バカロレア)コース入試対策をしてきたからわかる入試の対策法
都立国際IBコース以外にICU高校と関東国際高校中国語コースを受験しました。どちらの入試でも、EDUBALでの面接対策がとても役に立ちました。
ICU高校は書類選考と面接を行いました。面接では、シンガポールに行って1年目と4年目でシンガポール印象は変わったか、シンガポールに行って成長したことは何かなどを聞かれました。
関東国際高校中国語コースでは、英語のエッセイと親子面接がありました。親子面接では志望動機、将来の夢、そして将来の夢をどのように形にしていくのかと、都立国際IBコースの面接と似たような質問をされました。
どの授業も、試験でとても役に立ちました。特に、先生に教えてもらった思考の整理の仕方や語彙が役立ったと思います。
面接で簡潔に自分の考えをまとめられるように、毎授業ワークシートを使った練習を行っていました。授業の前半で、とにかく自分の考えをすべて書き出し、授業の後半では要点をまとめるという練習でした。書き出すことで、自分の考えをどうやってまとめればよいのか、コツを掴むことが出来ました。
また自分の考えが言葉に上手く出せないときには、先生が言語化してくださったので、自分の考えを的確に表現する新しい語彙が増えました。
IB経験者ならではの具体例が分かりやすかったです。
特にAB問題の練習が印象に残っています。授業で言語と感情に関するAB問題をやったときに、先生から「建築物自体は何も言葉を発さないけど、それを見た私たちが、強く心を揺さぶられたり、建築家の想いを感じ取ったりすることはない?」と聞かれました。自分には全くなかった発想だったため、そのような観点もあるんだ、と衝撃が走りました。新たな視点を与えてくださったのが、AB問題を解く上で役に立ったように感じます。
私自身は、1つのことを終えるのに時間を取られすぎてしまったので、勉強の要領が悪かったなと後悔しています。きっちりと時間を決めていれば、もっと効率良く勉強に取り組めたかなと思います。